日立市が2月から、小型家電に使われているゲルマニウム、リチウム、チタンなどレアメタルという分類の希少金属の回収作業がスタートしました。
対象となる小型家電は、デジタルカメラ、ビデオカメラ、電子手帳、携帯電話、ACアダプターなど。
経済産業省などが進めるリサイクル事業で、モデル自治体に選ばれた県が市と連携して取り組むことになったそうです。
現在、日本に流通しているゲルマニウムやチタンなどのレアメタルは90%以上が輸入に頼っており、ほぼ中国や南アフリカ、ロシアなどの資源大国に依存しています。
そして今まで、日本に流通している家電の多くはリサイクルされることなく、中国に輸出され、中国国内で、家電の中からレアメタルが取り出されていました。その取り出されたレアメタルをまた日本の企業が高い値段で輸入するという仕組みでした。
100年に一度という不況のあおりを受けてレアメタルが高騰し、ようやく日本もゲルマニウムやチタンなどのレアメタルの価値を見直し始めました。
資源は限りあるものであり、レアメタルが日本に輸入されなければ、産業が必ず麻痺します。
先日、政府が、「日本国政府は沖縄近海や伊豆、小笠原海域の海底熱水鉱床について、2018年度までに試験掘削を行う方向で検討を進めている。」という発表をしましたが、今こそ足元を見つめ直さなければならないときだと思います。







